秀英独自の成績アップシステム「TCS」で志望校合格へ導きます

秀英予備校のインタビュー

対象学年

小学1年〜小学6年、中学1年〜中学3年、高校1年〜高校3年、浪人生

授業形式

個別指導(1対1),個別指導(1対2~),少人数制(10人以下),集団授業,オンライン指導,自立学習,映像授業

秀英予備校は
こんな方におすすめ!
  • 質の高い教師のわかりやすい授業を受けたい生徒
  • トップ高や上位高を目指す生徒
  • 友達と刺激し合い、成績を伸ばしたい生徒

【生徒の特性に合わせた指導形態で確かな学力を育む】秀英予備校にインタビュー

【生徒の特性に合わせた指導形態で確かな学力を育む】秀英予備校にインタビュー
目次
  1. 229教場を展開! 静岡から始まり全国へ広がる50年の歴史
  2. Teaching・Coaching・Supporting 3つの柱で生徒の成長を支える独自メソッド
  3. 一人ひとりに最適な学習環境を! 集団・個別が選べる強み
  4. 小学生、高校生コースも充実
  5. 講師採用は学力だけではなく性格も重視
  6. リアルタイムで出欠確認&成績報告
  7. 自分を高められる環境づくり

静岡から始まり、現在は全国229の教場を展開する秀英予備校。小中高生の学習指導において豊富な実績を持つ同塾は、集団授業と個別指導の両方を提供する特徴的な運営スタイルで知られています。今回は北海道第二本部札幌第1ブロック長の菅野先生に、教育方針や指導体制、そして塾運営におけるさまざまな取り組みについてお話をうかがいました。

お話をうかがった先生
菅野 和彦(すがの かずひこ)
第4事業本部北海道第2本部札幌第1ブロックブロック長。北海道出身。現在は中学受験クラス室長、2025年3月新規開校の札幌西28丁目駅前校の室長も兼任。高校受験、大学受験ともに第1志望不合格・1年の浪人経験あり。大学では中学校から続けてきた陸上競技と塾講師に全力の毎日を過ごした。秀英予備校では旭川駅前校・札幌南本部校・白石本部校・札幌西本部校の室長を経て現在に至る。「結果=考え方×熱意×能力」という稲盛和夫氏の言葉が座右の銘。趣味はアウトドアとウィスキー。

 

229教場を展開! 静岡から始まり全国へ広がる50年の歴史

——本日はよろしくお願いします。菅野先生のお役職と普段されているお仕事について教えてください。

北海道第二本部の札幌第1ブロックのブロック長という、一般の会社でいうと課長職にあたります。ブロック長という役職と校舎を持っており、札幌本部校にある中学受験クラスの責任者・室長をしています。来年の3月から新設する札幌西28丁目駅前校という校舎の責任者も務めています。

——秀英予備校は静岡の老舗の塾というイメージがあります。

現在の社長の渡辺が静岡で個人塾を始め、そこから静岡、愛知などから各道県に広がっていきました。北海道も約20年前に開校し、札幌エリアと旭川のエリアで展開しています。その後、福岡などにも展開しています。

——全部で229教場とのことですが、どのような部門があるのでしょうか?

主軸は小中学生対象の小中学部で、集団授業、講師による個別指導、さらに映像を使った個別指導があります。高校生向けには大学受験部があります。

最近では学童保育のような形態で小学校1年生から対象のキッズコースもあります。静岡エリアのみとなりますが、通信制のサポート校も運営しています。

Teaching・Coaching・Supporting 3つの柱で生徒の成長を支える独自メソッド

——幅広く運営されていますね。他の塾と比べて特徴的な点を教えてください。

かつては独立校舎という建物や正社員100%、オリジナルテキストなどを差別化要因としていました。現在は他社も追随してきており、校舎も独立校舎が多いものの、時代に合わせて変化を取り入れています。講師も社員だけではなく、実力のある外部講師にも来ていただいています。

オリジナルテキストは変わらず基本方針としていますが、他塾との違いとして「TCS」という3つの要素を掲げています。「T」はTeaching(教える)、「C」はCoaching(引き出す)、「S」はSupporting(押し上げる)です。

塾なので教えるのは当然ですが、それに加えてお子さんたちに寄り添ってやる気を引き上げるようなコーチング的な要素や、保護者の方と一緒にシステムや連絡ツールを使ってサポートをしていく要素を重視しています。

個人的には、秀英予備校は同じ建物の中に集団と個別が併設している校舎が多いことも強みだと考えています。他塾では「集団はいいですよ」「個別はいいですよ」と分かれてしまいますが、当校の場合は、お子さんに合わせた指導の形態をお選びいただけますし、当塾から最適の形を提供することもできます。

 

一人ひとりに最適な学習環境を! 集団・個別が選べる強み

——個別指導と集団授業の割合はどのようになっていますか? 生徒はどのように集団・個別を選択するのでしょうか?

エリアによって異なりますが、割合としては集団の方が多いですが、半々に近づいてきています。

選択に関しては、同じ校舎に集団と個別が併設していることが多いので、まずはどちらも体験をしていただきます。ご希望がある場合は優先的にご案内しますが、体験後に本人と保護者さまの印象を参考にしながら、指導する側から見てどちらの方が伸びやすいかも提案しています。

個別指導は生徒に合わせてくれるので居心地がよく感じる生徒が多いのですが、周りを意識できる生徒やスピード感覚を鍛えていきたい生徒は集団の方が合うことが多いのです。最終的に結果が出ることが大切です。

——集団と個別の両方を受けた上で選べるのはありがたいですね。中学生の場合、具体的な指導内容を教えてください。

集団授業では5教科指導を基本とし、週2日で1日50分授業が3時限続きます。1週間に50分×6時限が基本です。英語が2時限、数学が2時限、理科と社会が1時限ずつで、テスト前に国語を重点的に行います。

テスト前には通常のカリキュラムを止めて、3~4週間前からテスト対策用の授業を実施していきます。授業の一環として「サポートルーム」という、先生が質問対応できる場所を設けたり、土曜日に中学校別の補習を組んだりしています。

——集団授業ではクラス分けはありますか?

校舎の規模や人数によって異なりますが、中学生では2クラスにわかれているのが基本です。1クラスのところもあります。集団は先取り学習を基本としていますが、予習は課していません。「今日はこんな単元をやります。覚え方はこうです」という形で授業の中で新しい内容を進めていくので、極端な学力差は生まれません。

——個別指導の形態についても詳しく教えてください。

1時限80分授業で、1週間に1回受講するのが1講座、週2回は2講座という形です。中学生の場合、5教科を個別指導で受けることは少なく、映像と組み合わせるコースが多いです。個別で英数を重点的に先生に教えてもらい、残りの教科を映像で学習するという形態です。

講師1人に対して生徒2人までという形です。それ以上になることはありません。1対2の場合は、1人を指導して、もう1人は演習をするという形で授業を進めます。

——教室のレイアウトはどのようになっていますか?

建物によって1フロアだったり階層に分かれるなどさまざまな形態がありますが、集団授業では黒板があって机が並んでいる学校スタイルの教室になります。個別指導ではブースを設けて1対2になるようにしています。教室内もガラス張りが多く、お互いの生徒がどのような学習をしているか見えるようにしています。

小学生と中学生が通塾して、高校生も同じフロアや空間にいることで、制服を見て「あの高校に行きたいな」といった刺激を受ける効果もあります。

——自習室の利用についてはいかがでしょうか?

基本的には教室開放という形にしています。校舎によって、空き教室であったり自習専用のブースを入れているような校舎もありますが、基本的に予約は必要ありません。いつでもご利用いただけます。

 

小学生、高校生コースも充実

——小学生のコースについても教えてください。非受験層(中学受験をしない層)の生徒はどういった子が多いのでしょうか?

小学生の通塾意識は以前より高まってきています。上位層だけでなく、中堅層の習い事の一つとして通ってくる生徒が多くいます。受験をしなくても、地元の公立中学校で上位を目指して高校受験のために早めに通い始める生徒もいます。

——中学受験クラスについては、どのような体制になっていますか?

中学受験クラスは北海道の場合、札幌本部校でのみコースを設けています。基本的に本州でも、静岡や山梨・愛知などで中学受験の校舎はありますが、拠点となる校舎で展開しています。

小学生で個別指導を選ぶ場合は、本当に勉強が苦手な生徒と、中学受験を考えている生徒で入試問題や過去問をやってほしいという生徒に二極化しています。

——高校生の指導体制についてはいかがでしょうか?

高校生に関しては個別指導を選ぶ生徒が一番多いです。高校は中学生、小学生と違って教科書も高校ごとに異なり、進度も全然違うため、そこに合わせてくれる個別指導へのニーズが高くなっているのが理由です。

各校舎でも圧倒的に個別指導が集団に比べてニーズが高く、週1回か2回の形で通われる方が多いです。映像のみのコースもありますが、個別指導の中での付加的なものです。履修教科としては数学が最も多く、次いで英語、理科の化学・物理が人気です。

 

講師採用は学力だけではなく性格も重視

——塾のカルチャーや雰囲気づくりについて心がけていることはありますか?

学力層は幅広いので、周りからの認知が上位層向けになってしまうエリアもあります。そうなると個別指導で勉強が苦手な生徒が入りにくい雰囲気になってしまうため、たとえば成績の面では、上位者の掲示だけでなく「何点上がりました」といった伸び率も掲示するなど、上位層だけでない生徒も対象としていることを示すように工夫しています。

合格する高校や大学も、どうしても上位に偏りがちなところがありますが、校舎ごとにいろんなレベルの生徒がいることを周知できるようにしています。

教室運営については、室長・責任者の力量が大きく影響します。厳しくどんどん進める校舎もあれば、ゆったりと進める校舎もあり、統一するというよりは在籍する生徒に合わせて室長の裁量で運営しています。

——講師採用の基準について教えてください。人柄についても特徴はありますか?

講師の採用試験は、中学生を教える場合は高校受験レベル、高校生指導では共通テストレベルの試験を実施しています。面接では人柄を重視し、正確に教えられることだけでなく、明るさや話し方なども重要視しています。

志望動機の面で、子供と接することへの興味は重要なポイントです。子供に教えることが好きだったり興味があったり、また生徒が伸びることを自分の喜びとして捉えられる人を採用しています。札幌では大学が多く、北海道大学も近いため、学力的にも人格的にも優秀な先生が多く来てくれています。

 

リアルタイムで出欠確認&成績報告

——保護者とのコミュニケーションについてはいかがでしょうか?

相談はいつでも大歓迎です。以前は電話や送迎時の直接対面が中心でしたが、現在は「コミル」という専用ツールを使用しています。いつでも連絡が取れ、こちらからも返信できます。また、Zoomでの面談も実施しています。

年頃の生徒に関しては、保護者から「直接家では言えないので先生から言ってほしい」といったご相談もあり、そういった形でのサポートも行っています。北海道の全校舎で入退室の管理を行っており、保護者の方々に出欠状況を確認いただけるようになっています。

——オンライン授業についても力を入れているとお聞きしました。

当塾のオンライン授業を受ける生徒はトップ層が多いです。たとえば、東大や医学部に進学するためのコースを中学1年生から提供していたり、数学や理科に特化して学習するなど、高いレベルの生徒たちだけをオンラインで集めて授業を展開したりしています。

 

自分を高められる環境づくり

——生徒にとって秀英予備校がどういう場所でありたいですか?

塾なので勉強するというベースはありますが、それを大前提としたうえで、勉強は大変なものではなく、塾に来てより効率よく学力を上げられるという思いを持ってほしいと考えています。

長期間通えるという意味で居心地の良さも大切です。ただし、楽に過ごすという意味での居心地の良さではなく、この環境にいて高められそうだという期待感や、適度な刺激のある空間であることが、一番成績が上がっていく仕組みだと考えています。

——最後に、塾を探している保護者の方へメッセージをお願いします。

学習塾は数多くありますが、一つの目標のところまでは同じ塾で継続していただきたいと思います。塾のせいにしたり「この塾は合わない」と言って次々と変えていく生徒が増えています。これから社会で生きていく上で、ストレスは当然あるものです。それを乗り越えていく必要があるので、最初の見極めが非常に重要です。

当塾にご興味のある方はぜひ直接教室を見て、教室長にご相談ください。教室の責任者や雰囲気を見ていただいて、「ここで長く頑張る」という判断をしていただくのが一番良いのではないでしょうか。

当塾では個別指導と集団指導のどちらも体験いただけるのでお子さまの希望や性格に合わせて指導がご提供できます。

——本日はありがとうございました。

取材協力:秀英予備校

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