よりそう指導で つよみを引き出す

Preステップオンラインのインタビュー

評判・口コミ

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※総合評価は、Preステップオンラインの全教室の口コミを対象にして算出しています。教室毎の評価は各口コミをご覧ください。

対象学年

小学1年〜小学6年、中学1年〜中学3年

授業形式

個別指導(1対1),オンライン指導,自立学習,映像授業

Preステップオンラインは
こんな方におすすめ!
  • 一般の学校の授業や塾、家庭教師が合わない生徒
  • マンツーマン授業を希望している生徒
  • 学校に通えておらず、学習が遅れて困っている生徒

【寄り添う指導で学びの居場所を創出】Preステップオンラインにインタビュー

【寄り添う指導で学びの居場所を創出】Preステップオンラインにインタビュー
目次
  1. 生徒だけでなく保護者との面談も実施
  2. 授業の構成と受講頻度
  3. 不登校生へのサポート
  4. オンラインだからできる強みを生かす
  5. 講師の採用基準と特徴
  6. 生徒と保護者へのメッセージ

学習の遅れや学校に行きづらい生徒に寄り添うオンライン学習サービス「Preステップオンライン」。40分という短い時間でしっかり学べる個別指導や、保護者との面談を大切にする独自の方法で、多くの家庭の支持を集めています。今回は運営会社のマネージャー原先生に、どんな思いで生徒たちと向き合っているかじっくりお話をうかがいました。

お話をうかがった先生
原匠(はら たくみ)先生
CKCネットワーク株式会社 Preステップオンライン統括責任者 2010年教育系のKTCグループに入社し、2014年よりオンライン授業を提供するCKCネットワークで、通信制高校への進学を控えた中学生向けのオンライン講座を開講。 2023年、中学生だけでなく小学生も対象としたPreステップオンラインを開講し、運営責任者として今に至る。

 

生徒だけでなく保護者との面談も実施

ーー原先生の仕事上のお立場と、普段どのような仕事をされているかについてご紹介いただけますか?

運営責任者として、小中学生向けにオンライン授業、面談、学習アプリを使った学習定着のサポートを提供する講座の立ち上げ、運営全般の管理、講座内容の認知活動、ご入会を検討されている保護者、生徒との面談などを行っています。

 

ーーコロナの流行以降、オンライン指導のサービスは増えています。その中でPreステップオンラインの特徴、他のスクールと違う点について教えていただけますか?

私たちのサービスを選んでいただいているのは、学習が遅れたり、さまざまな環境要因で勉強ができない状態にある生徒さまが中心です。授業の中では、学習内容の確認・指導だけではなく、先生と生徒のコミュニケーションの時間を設けているのが特徴です。

さらに必ず月1回、保護者さまとの面談を行い、保護者さまからの要望を指導に取り入れています。生徒、保護者の三者で進めていく点が他社のサービスと大きく異なる点です。

 

ーー保護者とはどんなことをお話していますか?

お互いが情報を交換し合い、生徒・保護者さまのご要望を授業に反映させるような流れで進めています。授業担当とは別に、面談を担当する講師もつけているので、じっくりお話をお聞きし、お子さまの状況について把握につとめています。

 

授業の構成と受講頻度

ーー授業は1回40分でマンツーマン1対1とうかがいました。この40分ではどのようなことをするのでしょうか?

まず最初の10分間は必ずコミュニケーションの時間です。生徒の好きな話や1週間の出来事、今ハマっていることなどの話題を通してコミュニケーションを取ります。残りの30分で授業に入ります。

 

ーー1回の授業時間は長くありませんね。受講頻度はどれくらいでしょうか?

おおよそですが、週1回受ける生徒が85%、週2回受ける生徒が15%くらいです。授業の目的は成績向上よりも、できないところをできるようにすることに特化しています。30分の中で特定の単元や項目を確実に習得していくスタイルを取っています。担任制を採用しているので、毎回同じ講師が生徒の苦手な部分を指導できるのです。

 

ーーなるほど。生徒の学習情報や進捗状況はどのように管理されていますか?

カリキュラムに関しては進度表があり、1年間で学習する全単元がシート上にあります。各授業の内容や生徒の理解度は講師が入力し、進捗がわかるようになっています。また「スタディサプリ」という学習アプリを導入しており、授業後に理解度確認のためのテストを配信しています。

 

不登校生へのサポート

ーー先ほどのお話の中で「学習が遅れたり、勉強ができない状態にある生徒」とお聞きしましたが、たとえば不登校の生徒の利用は増えているのでしょうか?

そうですね。不登校のお子さまを明確に対象としたサービスではありませんが、実際に受講していただいている方を見ると弊社のサービスがお役に立っているようです。

不登校の生徒は学校に行っていないので、当然近隣にある学習塾にも通いづらいという心理になります。そのため、受講の心理的ハードルが低く、誰にも見られずに学習できるオンライン指導が選択されることが多いのだと思います。

 

ーー一般的な学習塾では一コマ60分以上が多いです。Preステップオンラインでは1回40分という短い時間です。学習効果を出す秘訣は、担当制のマンツーマン以外にはどういった工夫がありますか?

そうですね。まず前提として、私たちは成績重視や成績アップに特化したコースではありません。生徒が現学年の学習から著しく遅れていたり、不登校などの状況で内容が欠落していたりする部分へのサポートを目的としています。

そのため、30分(コミュニケーションを含めて40分)の中で、1単元の中の1項目をしっかり理解することを目指しています。他の塾で60分や90分というのは、おそらく成績アップを目指した学習の習得がメインになると思いますが、私たちはそうではないというところが一つの特徴とも言えます。

加えて、このような生徒さんの傾向として集中力が続かないということがあります。情報量が多ければ多いほど頭に入ってこず、時間が長くなればなるほど集中が続かなくなるので、適正な時間として設定しています。

 

ーーHPの「よくある質問」でも紹介されている、不登校生の出席扱い制度については現状はどのようになっているのでしょうか?

これは文科省が細部を決めて制度化しているものではありません。学校に行っていない時間帯に別の機関で授業を受けたり学習した内容の形跡をまとめた報告書を作成し、該当学校の学校長の決裁が下りた場合に限って、それを出席として認める制度になります。

基本的には全国的で適用されることが多いのですが、まだ一般のご家庭には認知が進んでおらず、この制度を利用して出席認定をもらっている生徒は全体の不登校者の約3%程度なのです。

文部科学省が提唱している制度ではありますが、具体的な制度化が進んでいないため、学校自体も知識が不足している部分があります。最終的に学校長の決裁が必要なので、全国統一の制度にはなっていないのが現状です。

 

ーーまだまだ課題が多そうですね。詳しく教えていただきありがとうございます。

 

オンラインだからできる強みを生かす

ーー保護者との個別面談サービスはあまり聞いたことがないのですが、保護者の心理的な負担を軽減するサポートにもなりそうですね。

そうですね。ご自宅での様子や学校とのやり取りなど、困っていることを自由にご相談いただけます。

 

ーー保護者の個別面談では生徒は同席しないのでしょうか?

任意になるので、生徒さんが入っても大丈夫ですが、割合的には8割方、保護者さまのみで行います。

 

ーーこの面談の中ではどういったお話をされるのでしょうか?

まず最初にこの1ヶ月を通してどれくらい成長したか、学習進捗がどれくらい進んでいるかを必ず報告します。保護者さまからは今後どういうことをしてほしいかという要望を受けたり、家での困りごと(子供とのコミュニケーションの取りづらさ、勉強に向かう姿勢の欠如、ゲーム依存、無気力など)の相談を受けて対応していきます。生徒と保護者さまの間に入って橋渡しをするようなイメージです。

 

ーー受講生は中学生が多いですか?

小中の割合が半々くらいで、中学生は1年から3年までだいたい同率くらいです。小学生は高学年の割合が多くなっています。不登校や発達傾向のある子供たちが多く、小学校高学年から中学生にかけて利用が増える傾向にあります。

 

ーー既に塾に通っている子が多いとか、あるいはこのオンラインサービスだけを使っている人が多いとか、そういった傾向はありますか?

近所の塾に通いながら弊社サービスを使う方は少ないと思います。どちらかというと、習い事がはじめての子や、既存の塾や成績重視のオンライン塾に入るのが難しいお子さまが多いです。私たちは生徒の現在の状況や学力に合わせてスタート地点を決めていくので、そういった生徒の受け皿にもなっています。

 

ーー高校生のご利用はいかがですか?

高校生の受講は小中学生に比べると少ないです。高校生向けのサービスでも、高校の学習をするわけではなく、中学や小学校の基礎学習の抜けている部分を補う形になります。通信制や支援学校の生徒向けのサポートをしています。

 

講師の採用基準と特徴

ーーつづいて講師についてお聞きします。主にどういった方を採用されていますか?

講師の採用基準は厳しくはしておりませんが、コミュニケーション能力を重視しておりまして、研修を重ねて実際の指導で活躍していただいています。学習指導のティーチングの研修もしており、基本的には一つのやり方でわからなければ別の角度からのアプローチができるスキルが身についたら授業に入ってもらいます。生徒の理解のポイントを現場の中で角度を変えて見ていけるよう、コミュニケーション能力がある講師を重視しています。

 

ーーありがとうございます。どんどん課題を与えて目標に向かって引っ張るというより、生徒の現状や悩みを理解し、雑談もちゃんと聞ける人が必要ということですね。

そうですね。すべてカリキュラムと課題が決まっている学力重視の指導の方が講師としてはやりやすいかもしれませんが、最初の10分間の雑談で生徒から出てくる話題に柔軟に対応できる必要があります。

 

ーー講師の方の年齢や性別に偏りはありますか?

大学生が中心で、男女比率は半々です。生徒さんから男女の希望が出る場合があるので、対応できるように準備しています。

 

ーー固定の担任制ということですが、合わない場合は柔軟に変更の対応はしていただけるのでしょうか?

はい、可能です。授業担当と面談担当を分けている理由の一つが、授業担当に直接言いづらいことがある場合に第三者的に面談担当が相談を受けられることです。担当変更からコース変更までご希望に合わせて速やかに変更します。

 

ーーマッチングの目安などはありますか?

マッチングは基本的に最初の入口で、生徒・保護者さまの方と対応させていただき、お子さまの特徴を確認します。大きく二つに分かれることが多いですね。よく喋る明るい先生か、物腰の柔らかい先生、おおよそこの2タイプでマッチングしていきます。

いろいろと困りごとを抱えた生徒や保護者の方も多いため、教育に対する熱意や思いを持っているか、真摯に向き合える気概があるかを採用の際は重視しています。また、生徒にいろいろな人との関わりを体感してもらいたいという思いから、個性も重視した採用を行っています。研修については、授業・作業・事務的なことに加え、その講師の個性を生かしたコミュニケーションの取り方に重きを置いています。

生徒と保護者へのメッセージ

 

ーーPreステップオンラインが生徒にとって、どういった時間・体験になることを目指していますか?

一番意識しているのは生徒の居場所づくりで、自分を出せる場所になればいいなと思っています。「寄り添う指導」を主としているので、生徒さんの困っていることや、できなくて恥ずかしくなっている部分などに寄り添っていきたいと考えています。

人の理解の仕方や勉強の進め方はそれぞれ異なるので、その生徒の実際に内側にある理解の仕方を引き出していくことを意識しています。

 

ーーありがとうございます。それでは最後に、塾を探している保護者へメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、弊社はお子さまに寄り添った指導を第一にしております。たとえばいま学習が遅れている、なぜできないのかわからない、塾に行くのは難しそう、そういったお悩みがあるのであれば、解決できる一つのきっかけをご提供できると思います。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

ーー本日はありがとうございました。

 

取材協力:Preステップオンライン

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