担任プロコーチの受験戦略と個別指導で国公立合格へ導くオンライン予備校

旧帝塾のインタビュー

対象学年

高校1年〜高校3年、浪人生

授業形式

個別指導(1対1),オンライン指導,自立学習

旧帝塾は
こんな方におすすめ!
  • 国公立に合格したい方
  • 学習習慣の改善がしたい方
  • プロコーチによる大学受験特化の「学習計画」「科目指導」「進路指導」が必要な方

【プロコーチと徹底管理で実現する国公立大の合格】旧帝塾にインタビュー

【プロコーチと徹底管理で実現する国公立大の合格】旧帝塾にインタビュー
目次
  1. 国公立大専門のオンライン塾「旧帝塾」
    1. 受験戦略に特化したオンライン指導
      1. 独自の学習管理システムで受験までにやるべきことを可視化
        1. 科目指導だけではない!きめ細かな学習サポート
          1. 難関大学の現役学生による指導
            1. 生徒の特徴と指導実績
              1. オンラインだからこそできるサポート

                オンライン学習の需要が高まる中、これまでにない特徴的なサービスを展開する塾があります。国公立大学専門のオンライン塾「旧帝塾」。全国各地から生徒を集め、独自の受験戦略と学習管理システムで実績を上げています。今回は旧帝塾を統括する及川翔太先生に、その特徴的な指導方法や理念についてお話をうかがいました。

                お話をうかがった先生
                及川翔太(おいかわ しょうた)先生
                アクシビジョン株式会社スクールオンライン部長。東京学芸大学卒。アクシビジョン株式会社入社後、アクシブアカデミー東陽町校や東大赤門前校の教室長として勤務。その後、エリア長として、関東・東海地区の教室を統括。教務部門も担当し、勉強法や参考書ルート、テスト作成にも携わる。2024年3月からスクールオンライン部長(オンライン部門統括)を経て、2025年3月よりエリアマネジャー(オンライン・教室統括)に就任。

                 

                国公立大専門のオンライン塾「旧帝塾」

                ——本日はよろしくお願いします。及川先生の役職と普段の仕事について教えてください。

                当社では「旧帝塾」「看医塾」と、「ラクス」という3つのオンラインブランドがあり、そのすべてのブランドを統括しています。基本的に指導はプロコーチの方に任せ、私は全体の管理をメインにしています。2025年の3月からはオンラインだけでなく、教室も統括する立場となります。

                ——旧帝塾のブランドの立ち上げのきっかけについてお聞かせください。

                「旧帝塾」という名前が示している通り国公立大学専門の塾として展開しています。国公立大学の受験戦略は私立とは大きく異なります。

                たとえば共通テストでは幅広い科目で対策しつつ、かつ2次試験でさらにレベルの高い内容も扱う戦略が求められます。その中で3科目で受験できたり、推薦を使えば国公立でも1教科で受けられるなど、あまり知られていない受験制度や実際の対策のノウハウを国公立に特化して提供しています。特に地方の方が国公立大学を志望する生徒が増えてくるので、オンラインで全国にサービスを展開しています。

                 

                受験戦略に特化したオンライン指導

                ——他の塾にない特徴について教えてください。

                一番大きな違いは受験戦略です。推薦や総合型、一般選抜などの受験制度から出願まで戦略的に考えていきます。現代の受験はとても複雑で、単純に学力を上げれば合格ができるというものではありません。

                1教科で受験できる国公立や共通テストを使わないで国公立に入る方法もあります。科目の配点も大学、学部、学科によって全く異なります。配点の高い科目と低い科目で35倍ほど配点差がある大学もあります。こういった情報を知っていれば、国公立への合格のチャンスは増えますし、配点の高い科目に勉強時間を多く割くことで合格可能性を高められます。

                でも、みなさんこういった制度や配点差のことは知りません。がむしゃらに勉強するだけで、せっかくのチャンスが増える制度を利用しなかったり、配点を考えずに配点の低い科目を勉強して、その科目の成績は上がっても合格には近づかない……ということが起こっています。

                こういったことを第一志望だけでなく、第二志望第三志望の国公立や私立の併願校まで、プロの目線で戦略的に考えていきます。そうすることで、短期間での飛躍的な成績上昇や合格可能性を高めることが可能です。

                また、出願時も戦略的に考えていきます。たとえば、共通テスト利用では素点が同じでも、出願する大学によって得点率が10%ほど変わることもあります。最後の出願の部分だけで合格の可能性は大きく変わってきますので、そういった点もサポートしています。

                 

                ——今の入試は情報戦になっていてそこで差がついてしまうのですね。受験科目の選択肢も増えていますが、それも対応していますか?

                はい、全科目指導という形をとっているのも特徴の一つです。塾に入るときに「英語と数学でお願いします」というように科目が決まってくるのが一般的だと思いますが、当塾では決まっていません。

                プランで週に何回授業があるかという授業の回数だけが決まっていて、授業の中でどの科目をやるかは全部プロコーチと相談して毎回決めていく形になります。今回は数学、次は英語、その次は理科というように変わったり、ある期間ずっと数学だけをやったりすることもあります。この全科目指導という対応が、他の塾との大きな違いになっています。受験は全科目の総合点なので、特定の科目だけでなく、全体最適を考えて授業を行います。

                また、受験は人生の通過点の一つだと考えています。受験勉強を通じて、自分で分析する力や計画と違った時に修正する力といった能力は、社会に出てからも必要になってきます。私たちの思いとしては「受験を通して人として成長してほしい」というところでコーチングにこだわっています。

                生徒にはさまざまな相談をぶつけてもらい、大人の目線やプロの目線から「こうだよね、ああだよね」といったディスカッションも行います。そこで人間的に成長できる場であり、目先の受験に関してもさまざまな提案ができる場であってほしいと考えています。

                ——学習プランとは具体的には何を決めるのでしょうか?

                まずは受験戦略の部分です。先ほどお話ししたとおり、受験戦略は主に制度、科目、出願の三つの戦略から成ります。

                一番大きいのが制度の戦略です。たとえば、旧帝大の名古屋大学は書類、面接、共通テストだけで受験できます。名古屋大学の難しい2次試験の問題は解けなくても、共通テストの対策に集中することで、名古屋大学へ合格することができます。制度の戦略によって、生徒が思っている以上の大学・学部に合格できます。

                当塾が愛知で始まったこともあり、名古屋大の推薦は高い実績があります。一般選抜では合格の可能性が低い生徒が推薦選抜で名古屋大学に受かるケースも多くあります。

                次に具体的な学習計画を立てます。受験戦略をもとに年間の計画を立てて、それを毎日の学習計画に落とし込んでいきます。やるべき教材、範囲、時間など30分単位で学習計画を作成します。

                ——生徒個人が制度を調べるのは難しいので、専門家からアドバイスをもらえるのは助かりますね。

                 

                独自の学習管理システムで受験までにやるべきことを可視化

                ——授業スタイルと指導の流れについて教えていただけますでしょうか?

                プロコーチと大学生講師で指導の役割が分かれています。プロコーチは戦略を担当し、参考書の選定、年間の学習カリキュラムや毎週・毎日の学習カリキュラム、勉強法の相談、モチベーション管理などを行います。

                一方、学生講師には科目の中身、英語の知識や数学の知識といった部分を担当してもらいます。

                基本的には2週間に1回、プロコーチと戦略授業があり、そこで計画を立て、それに向かって勉強を進めていきます。学生講師との授業では科目の中身について指導を行います。プランによって異なりますが、学生講師との科目のやり取りは最低でも週1回以上実施されます。

                ——プロコーチとのやり取りでは、具体的にどのような内容を扱われるのでしょうか?

                基本的にはコーチングスタイルで、生徒に考えさせていく形をとっています。前回からの勉強の振り返り、できなかった理由の分析、今後の改善策の検討などを行います。また生徒からの悩み相談、例えば「暗記ができない」「勉強していると眠くなる」といった悩みの解消、大学の話やモチベーションのコントロールなども行います。

                最終的には学習計画を立てていきますが、この授業で一番大切なのは、生徒がここから次のプロコーチとの授業まで「頑張って勉強するぞ!」とモチベーションを上げられるようにコーチングしていくことです。

                ——学習の進捗や点数の伸びはどのように確認されているのでしょうか?

                点数に関しては、オリジナルのテストを用意しています。数学であれば確率が終わったら解くテストや、参考書が1冊終わったら解くテストなど、単元ごとのテストとレベル別のテストを用意しています。「基礎レベルができているか」「標準的なレベルができているか」といった形で、レベルごとに分かれたテストがあります。もちろん、学校で受ける河合塾やベネッセの模試も参考にしています。

                旧帝塾の強みは参考書をこなすのにかかる時間を全て分析していることです。各参考書が60時間、100時間といった形で分析されており、それが全部システムに入っています。たとえば「2月の試験まで残り何ヶ月で、勉強時間がこれだけある。この時間ならこれだけの参考書ができる」と計算できるようになっています。

                実際には進捗が遅れるなどして、この時間では厳しいから、この参考書は削ろうとか、こっちの参考書は薄いものにしようといったように、逆算して年間の計画を調整していきます。生徒さんの勉強の進捗次第で、年間の計画も逆算し直して修正していきます。

                 

                科目指導だけではない!きめ細かな学習サポート

                ——普段の学習管理はどのように行われているのでしょうか?

                30分単位で詳細な学習計画を立てています。この計画は生徒の手元に画像で共有され、自分の進捗状況を常に確認できるようになっています。また、学習習慣の可視化に特に力を入れており、朝何時に起きて、何時に学校に行くかといった生活習慣から見直しています。

                特徴的なのは、スマートフォンの使用時間管理です。スクリーンタイムを活用して、生徒が1日何時間スマートフォンを使用したかを2週間に1回の授業で確認します。例えば「4時間半使っているのは多いですね。受験生なら1時間程度に抑えましょう。残り3時間半は勉強時間に回せますね」といった具体的な指導を行います。このように学習習慣を生徒が見えるように可視化することで、生徒も「こんなに使っているんだ」「こんな無駄な時間があるんだ」と気づくきっかけを作っています。

                ——授業以外のサポート体制について教えてください。

                特徴的なのが「スタディアシスト」という回数無制限の質問対応システムです。全国の講師が空き時間で対応しており、生徒が分からないところがあれば、質問することができます。授業外でも対応可能です。

                「授業外で質問できるなら授業がいらないのでは?」とよく聞かれますが、そんなことはありません。生徒にはスタディアシストで質問ができるので、全ての疑問を解消した状態で授業に参加してください」と伝えています。

                というのも、生徒は自分がわからないと認識している部分しか質問できません。授業では、より高いレベルの先生から、本当に穴がないのかを確認したり、思考回路や問題への向き合い方が正しいのかといった、より深い部分まで見ていきます。そのため、生徒自身が気づいていない問題点にメスを入れることが可能です。

                ——料金プランについて教えてください。

                料金体系は現在改定を予定しており、よりシンプルな構成になります。これまでのブレインプランは廃止され、新たに科目授業コースが設立される予定です。これは英語の授業だけ、数学の授業だけといったように、シンプルに特定の科目指導を受けられるコースです。

                プランによって、週2回の個別指導や実践授業なども組み込まれており、生徒のニーズに合わせて選択できる形になっています。

                 

                難関大学の現役学生による指導

                ——講師の採用について、基準などをお聞かせください。

                旧帝塾の場合は難関国公立の学生しか採用しません。早慶大も一切おらず、旧帝大か、一番低くても千葉大や神戸大レベルの大学、あるいは医学部医学科の人が対象です。難関の国公立に通っている大学生もしくは大学院生しか採用の面接のステージに進めない形になります。

                ——そのレベル層の講師を集めるのはなかなか難しいですよね。

                ありがたいことに、現在は多くのご応募をいただいております。採用率は10%を切っています。

                基本的にそのレベルを超えている方は、今まで考えて自分で自分をコーチングしてきた方が多いのです。その上で、面接等で熱意やコミュニケーション能力を見ていきます。

                プロコーチについては、コミュニケーション能力が高いというところが一番重要です。英語ができるとか数学が教えられるといった部分は二の次、三の次です。コミュニケーション能力があり、その上で受験に対しての知識、制度面やさまざまな大学の知識を持っているかが重要になります。

                 

                生徒の特徴と指導実績

                ——どのような生徒が受講されているのでしょうか? 偏差値の高い生徒が多いのでしょうか?

                レベルはバラバラです。いわゆる旧帝大レベルの最難関を目指す方もいますし、地方の国立を目指す方もいます。全員が最難関を目指すわけではありません。高校生の比率が一番多く、高1から通っている生徒もたくさんいます。中高一貫校出身でない生徒も全然います。

                割合としては、近くに塾があまりないという生徒が多いです。ただし、ここ1、2年は首都圏に住んでいて、近くに塾はあるけれどオンラインがいいという生徒も増えてきています。

                 

                オンラインだからこそできるサポート

                ——オンラインならではの自習支援などはありますか?

                オンライン自習室を用意しており、希望する生徒さんはそこで学習できます。また実践授業という形で、週1回110分の演習形式の授業も実施しています。オンラインだと物理的に場所を用意することができないので、生徒は自分の部屋や学校、図書館など、勉強する場所を自分で確保する必要があります。その中で少しでも勉強時間を確保するために、カメラに手元を写して演習に取り組んでもらう形をとっています。

                ——最後に、オンライン塾を探している保護者向けにメッセージをお願いします。

                この記事を読んでいるということは、何かしら目標があったり、少なくとも今のままではよくないと感じておられると思います。「うちの子はやる気がない」と言う保護者さまは多いですが、本当に何も思っていない生徒はほとんどいません。

                何かしなければいけないと思っているけど、やる気が出ないとか、先生に相談するのが難しいとか、親には反抗的な態度をとってしまうといった理由で、なかなか一歩を踏み出せない生徒の方が多いのです。思春期という時期もあり、家族だけで解決するのは難しいと思います。

                生徒たちは私たちと一対一で話すと、意外と本音を話してくれます。「実は、こういう志望校に行きたい」とか「将来こういうことをやりたい」といった話をしてくれたりします。勉強の中身だけ教える塾ではなく、プロがコーチングをして一緒に伴走していく形なので、目標も一緒に決めていったり提案をしていく形になります。

                少しでも今をどうにかしたいという思いがあれば、ぜひ一度ご連絡ください。変わるためのお手伝いをさせていただきます。

                 

                ——本日はありがとうございました。

                取材協力:旧帝塾

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