ラボ寺子屋の塾インタビュー

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ラボ寺子屋

評判・口コミ

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【10年後に通って良かったと思える塾】東京都の入試専門家ラボ寺子屋の小泉正太先生にインタビュー

【10年後に通って良かったと思える塾】東京都の入試専門家ラボ寺子屋の小泉正太先生にインタビュー
目次
  1. デジタルと経験を取り入れて経営と教育を両立
  2. 小学生の今だからこそ取れる選択肢
  3. 塾に通う「目的」と「理由」
  4. 子どもの自主性を伸ばすために家庭で意識すべきこととは?
  5. 個人別に最適化された学習スタイル
  6. 向上心のある講師しか生徒は伸ばせない
  7. 通塾制限なし!通い放題の料金プラン
  8. 保護者、同業者にも学びの場を提供したい

国内で中学受験が最も盛んな東京で開塾し、最新の受験スタイルに合わせた戦略だけでなく、子どもの未来を見据えた教育を行っている、ラボ寺子屋。10年後「この塾に通ってよかった」と思えるように尽力しているという、代表の小泉先生の理念や塾の特徴についてお話をうかがいました。

 

お話をうかがった先生
小泉 正太(こいずみ しょうた)先生
株式会社KOIZUMI代表取締役社長、ラボ寺子屋塾長。埼玉県越谷市出身。明治大学卒業後、不動産系の会社に就職。3年弱勤務したのち、大学時代の知人の紹介で、塾業界へ。自塾を経営する傍ら、老舗塾の立て直しや、Edtech企業や学習塾の社外アドバイザーも兼務。

 

デジタルと経験を取り入れて経営と教育を両立

 

 

ーー本日はよろしくお願いします。まずは「ラボ寺子屋」の沿革を教えてください。

 

よろしくお願いします。大学時代に大手塾で講師をしたのが塾業界に入ったきっかけです。

 

と言ってもそのまま塾に就職はせず、まったく畑違いの不動産系の企業に就職しました。

 

しかし、その数年後、知人から塾の共同経営の誘いがあり、「ラボ寺子屋」の前身となる塾を立ち上げることになりました。現在は私が一人で運営し、今年で開塾10年目になります。

 

ーー塾業界を離れ、また戻った時にどんな変化を感じましたか?

 

塾業界の変化はあまりなかったな、という印象です。しかし、その頃がちょうどアナログからデジタルへ移行する最初の過渡期でした。

 

前職の不動産系の企業で、デジタル移行による業務改善の手応えをつかんでいたので、「このデジタル化を塾の運営に取り入れれば、利益追求にとらわれずに経営ができるのでは?」と考えました。これが塾業界に戻ってきた理由です。

 

 

ーーそのような経緯があったのですね。「ラボ寺子屋」という塾名もそこに由来するのですか?

 

はい。laboratory(研究室)と、寺子屋という歴史的に大事な価値観を教えてきた場所、この2つの単語を合わせて塾名にしました。EdTechやデジタルを活用しつつも本当に大切にしたい価値観は残したい、という意味もあります。

 

小学生の今だからこそ取れる選択肢

 

 

ーー小学生から高校生まで広い生徒層に対応している理由を教えてください。

 

東京都が非常に特殊なエリアだからです。まず、子どもの数が唯一増えている都道府県です。また、高校の学費実質無償化がいち早く始まった都道府県でもあり、中学受験率が全国1位で、クラスのほとんどが中学受験をするという地区も存在します。

 

中学受験をする生徒が多いということは、高校受験をする生徒が少ないということです。事実、全体の約半数の生徒が高校受験をしないのです。そのため、多くの高校が定員割れを起こし、学校名を問わなければ誰でも高校生になることができます。そうなると学習塾は高校受験する中学生だけを対象にしていられません。これが理由の一つです。

 

同時に、このエリアにおける学習塾とは、「こだわりを持って何かを達成したい人たちが通う場所」なのではないかと思い至りました。中学受験をするなら当然ですが、能力開発は小学生の早い段階から行うに越したことはありません。

 

高校から本格的に勉強しても取れない選択肢があります。小学生の今だからこそ取れる選択肢があります、と提案することができるように間口を広げようと思ったのがもう一つの理由です。なにかを達成したい、成し遂げたいという方にはぜひ小学生のうちから徐々に能力を養い、教育についての情報を集めることをおすすめしています。

 

ーー東京以外の地方においてもそうするべきだとお考えですか?

 

地方でも今後この傾向は強くなると思いますが、明確にはわかりません。というのも、東京都と地方の違いとして私立中学の数、公立高校の一学年の生徒数のキャパシティーがあります。

 

まず東京都には私立中学が100校以上あります。そんな地域は東京都以外ありません。また、公立高校のキャパシティーも、埼玉県では一学年400人程度だとしたら、東京都だと多くても一学年250人程度です。学校の数が多くキャパシティーが少ない理由は、東京都の地理や文化的な要因によるものです。

 

学校の数が多く、かつ競争率が高いという東京都の特徴は、自分に合った学校に入れるように早くから情報を集め能力を養うべき、という考えに繋がります。つまりこの考え自体が東京都の特殊性から生じているため、東京都のような考えが地方に浸透するのには時間がかかるのではないかなと思います。

 

塾に通う「目的」と「理由」

 

ーー小中高と幅広い年齢の生徒が通塾されていますが、どんな生徒が「ラボ寺子屋」に向いていますか?

 

 

なぜわざわざ時間とお金をかけて塾に来るのか? この質問に、しっかりと理由を答えられる生徒が向いています。逆にこの理由がない生徒にはうちは向いていないですよ、と別の塾をおすすめすることもあります。

 

ーーなぜそこまで「理由」を重視するのでしょうか。

 

「子どもの成績を上げてほしい」と保護者の意向で塾に入る生徒はたくさんいます。しかし、成績を上げてどこかの学校に入ったところで、何をしますかということなのです。

 

受動的な子は能動的な子に比べて、生産性が3割も低いと言われています。この先AIが発達し省人化されていくなかで、受動的に育った子どもが世のなかに認められる価値を生むことは難しいのではないかと私は考えます。

 

面倒見が良い指導が悪いとは思いません。子どもによっては必要です。しかし当塾は、より価値を生むことができる生徒を育てあげたいのです。そのため「目的意識があるかどうか」だけを入塾条件としています。

 

ーーその目的意識とは具体的にどのようなものでしょうか?

 

基本的にはどんなものでも構いません。ただし、一点大切なことがあります。保護者と生徒の価値観が一致していることです。私は塾に生徒を通わせるのは「よりクオリティの高い何かを得るため」の投資だと捉えています。単に成績を上げるためではなく、目的達成のための場所であるという認識を保護者にも持っていただきたいです。

 

 

ーーなるほど。ラボ寺子屋に通っている生徒は「こんな勉強をしたい」「将来はこういうことをしたい」という目的を持っていて、保護者もそれを応援しているんですね。

 

はい。生徒の目的を応援すると同時に、当塾の考えに共感していただいている保護者が多いのも特徴です。

 

当塾は「失敗してもそれを次に繋げられればいい」という考えです。たとえば忘れ物をするという失敗をしても単に叱るのではなく、なぜ忘れ物をしてはいけないのか、次はどうすればいいのかを考えてもらいます。

 

「テストの点数、子どもの偏差値を上げてほしい」という保護者は多いですが、昨今では「勉強だけできても意味がない」という価値観の保護者も増えていますね。当塾は後者の価値観をお持ちの保護者に共感していただいています。

 

逆に単に前者のような考えのご家庭なら、通わせる塾はうちでなくてもいいはずです。とはいえ、うちに通った生徒は偏差値や学力が上がらないかと言われればそうではありません(笑)。偏差値や学力は結果的に上がるようになっているのでご安心ください。

 

子どもの自主性を伸ばすために家庭で意識すべきこととは?

 

ーー生徒の目的と保護者の応援、それらがラボ寺子屋とうまく合致した具体例、エピソードがあれば教えてください。

 

以前、のぼりを見てプログラミング講座を受けたいと当塾を訪れた小学1年生の生徒がいました。しかし、その講座は小学2年生からの受付なんです。理由は小学2年生程度の漢字が読めないとテキストが読めないからなのですが、保護者は子どもに「自分で漢字を勉強するか、待つかどっちがいい?」と聞いたのです。

 

すると彼は漢字の勉強をはじめ、2年生になる前にテキストを読めるようになり、難なくプログラミング講座を受講した、ということがあります。

 

ーー小学1年生で自分から行動できるのはすごいですね。

 

その生徒もすごいですし、保護者の課題設定の仕方も上手いですよね。プログラミングをやりたいという欲求が勝るタイミングで生徒に選択させ、責任を持たせるという判断は非常にいいものでした。

 

このご家庭の方針は一貫していて、「そのためにはあなたはどうしたらいいの?」と保護者が生徒に問う形で関わり続けています。たとえばそのご家庭では、塾の準備や宿題をやっているかといったことを保護者が確認しないそうです。

 

その結果忘れ物をしてしまうこともあるのですが、それは子どもの責任で「●●中学に行くためにそれでいいの? だめなら次はどうすればいい?」と問いかける。これは当塾の「失敗してもそれを次に繋げられればいい」という考えと合致しています。

 

塾に通う目的が生徒にあり、保護者もその目的を応援していて、ご家庭の方針がうちと合致している。そのためうちに通った結果、学力も上がるという一例でした。

 

個人別に最適化された学習スタイル

 

ーー「自立学習」を掲げ、生徒の自主性を重んじる塾が増えているように思います。これはなぜなのでしょうか?

 

ビジネス的な観点が大きいのではないでしょうか。個別指導は集団指導と比べて手間がかかります。さらに、少子化で講師となる学生の数も減っています。そのため、生徒たちの自主性を重んじる自立学習という形態に移行していったのだと考えています。

 

ーーラボ寺子屋は自立学習かつ個別指導の形態になるのでしょうか。

 

私たちは「個人別学習」と呼んでいます。ひとりひとりに最適化された学習をしてもらっています。従来の塾の仕組みで個人別学習を行うなら個別指導にするしかないのですが、東京都は地方よりも人件費などが高くなります。それでもリーズナブルに個人別学習をしてもらうためにテクノロジー、タブレットや教育ツールを積極的に導入しています。

 

 

ーーコスト面以外のメリットについて詳しく教えてください。

 

映像教材、演習教材、オンライン英会話、質問解説など数種類のツールを活用しています。受講時間、回数、時間割、難易度、テストの合格点設定を生徒ごとに最適化するので、授業を休んでも追いつけなくなることもありません。常に前回の続きからです。また、苦手な単元であっても何度も説明を聞いたり、解き直しをしたり、マスターするまで反復することができるのも大きなメリットです。

 

ーー個々にツールを使うとなると、管理が大変そうですね。保護者への報告などはどのようにしているのでしょうか。

 

学習記録を集約するために「Studyplus for School」というサービスを使用しています。学習、演習、記録のほかに保護者とのコミュニケーションにも使用しています。場所や時間、経済性のすべての課題に応えています。

 

言い換えれば、これは人に依存しない運営を目指しているということです。この形態は新型コロナウイルス拡大以降、より受け入れられやすくなった印象を抱いています。

 

ーー授業中の雰囲気についても教えてください。

 

中学生以上は個人ブースで静かに勉強します。しかし小学生は集中が続かないなどの問題があったため、オープンスペースで会話を挟みながら指導します。静かというよりリラックスした雰囲気にしています。

 

 

中学生でも私たちの手助けが必要になる生徒に関してはオープンスペースで勉強をしてもらうことがあります。そういった生徒が多い期間は、新規の生徒募集を取りやめたりもします。

 

ーー新規の生徒募集を取りやめるのですか! 生徒ひとりひとりと真摯に向き合っておられるのが伝わってきます。

 

私は「論語と算盤」と言っています。経営も大事ですが塾として生徒を請け負った以上、その生徒に対してしっかりと責任を持たなくてはいけません。「寺子屋」という名前をつけた以上、古き良き道徳的な側面をないがしろにはできないと思っています。

 

向上心のある講師しか生徒は伸ばせない

 

ーー人に依存しない運営を目指しているとのことですが、講師はどのような方を採用されているのでしょうか。

 

元塾生がほとんどですが、採用するうえで重要視していることが2つあります。

 

まず1つが私の教育マインドに共感していることです。私は常に課題に対して、できるできないで判断するのではなく、どうしたらできるようになるかを考えます。このマインドに共感できるかは重要な要素です。これを指導に当てはめると「問題の答えを教えるのではなく、どうしたらできるようになるのかを生徒に考えさせる講師」になります。

 

2つ目は講師自身がレベルアップしたいという気持ちを持っていることです。向上心のない大人に指導を受けても、生徒は成長しないと考えているからです。

 

 

ーーなるほど。元塾生であれば、先生の考えを理解しやすいですね。

 

創業以来、当塾は毎年変化をしているので、元塾生であれば変化への対応力があります。私自身の考え方や方向性を自然と理解しやすい。また、地元が生徒と同じとなれば、話題の共通点が多く、コミュニケーションのきっかけが生まれやすいというのも元塾生が講師であることのメリットです。

 

通塾制限なし!通い放題の料金プラン

 

ーーラボ寺子屋の料金プランを教えてください。

 

当塾の料金は通い放題の定額制です。定額制にすると、勉強をたくさんする子が塾にいつもいるようになり、塾全体が勉強をするぞという雰囲気に包まれます。定額制にしてから勉強を頑張りたい生徒にとって良い環境になってきたな、と感じます。

 


ーー定額制のなかでも週何日通う生徒が多いでしょうか? 伸びる生徒はこれくらい勉強している、といった情報があれば教えてください。


週3日以上の生徒が多いです。点数や偏差値は勉強の結果ですが、考え方や学習姿勢を変化させたことで成果につながりやすくなります。逆に、週2日以下では話す頻度が少なくなるため、変化に時間がかかります。場合によっては変わらないこともあります。

 

また、週3日程度であれば、2科目に遅れが出ても取り戻しやすくなるなどのメリットもあります。定額制のメリットは大きいと感じています。

 

保護者、同業者にも学びの場を提供したい

 

ーー今後の取り組みについてお聞かせください。

 

うちのコンセプトは「10年後に通っていてよかったと思える塾」です。こだわりを持って学んでくれるお子さんに特化していきたいです。まずは使用している教材を、できる限り私が作っている物で完結させたいですね。

 

また、お話ししたように生徒の能力を高めるためには家庭での保護者の接し方が重要です。そのため、保護者のための学びの機会を作りたいとも思っています。保護者との対談の場を設けたり、保護者のための塾をやってもいいなと考えています。「こんな家庭の生徒は伸びる」といった手法を体系化し、それを小さい学年の生徒のご家庭にお伝えしていきたいです。

 

あとは、学習塾同士の横のつながりを強化したいとも思っています。10年も塾を経営していると、最近個人塾を始めた人が直面する問題は私がすでに解決している内容だった、ということがよくあります。そういう問題に直面した同業者にアドバイスをしたり、前職で得た経営のノウハウなどを共有したり、同業同士で助け合っていきたいです。

 

 

ーー最後に、塾探しに迷っている保護者にメッセージをお願いします。

 

情報を自分で取りにいく姿勢が大事です。多くの人は、広告やイメージといった感覚的なものを重視します。でも実際に自分の子どもに「何をさせたいのか? どうなってほしいのか?」という明確な目的がなければ最良の塾は見つかりません。目的なく塾に入り、その後転塾を繰り返すご家庭は多いのです。

 

また、塾のシステムも大切ですが、その塾にどんな講師がいるかのほうが大切だと私は考えています。ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けないように、人間は人間でしか磨かれません。様々な価値観を持つ人と触れ合うことで生徒の能力は磨かれていきます。お子さまというダイヤモンドを磨くに相応しい価値観を持つ講師を探していただければと思います。

 

ーー本日はありがとうございました。

 

取材協力:ラボ寺子屋

塾ID:1097