新学期の時期になると、お子さんを何歳から塾に通わせるかで悩まれている方もいるのではないでしょうか。
また、塾以外にも最近では英会話教室やプログラミング教育、理科実験教室など習い事も多様化しているのでなにを習わせようかで迷ってしまいますよね。
そこでこのページでは塾に通うおすすめの時期や塾を探す上での注意点をご紹介します。
塾に通うおすすめの時期について
まずは小学生の通塾率からみていきますが、文部科学省の調査によると公立校で約4割・私立校で約7割の小学生が塾に通っているようです。
それでは小学生は塾に通ったほうがいいのでしょうか?もし中学受験を考えている場合には、塾のカリキュラムに沿って学習を進めていくことが効率的だといえますので進学塾への通塾を検討すべきだといえます。そのため大手進学塾の中学受験のカリキュラムは小学3年生(9歳)の2月から開始されますのでこの時期からの通塾をおすすめします。
一方で中学受験を考えておらず、学校のテストでも70点~80点以上とれているようであれば必ずしも塾は必要ないといえます。それはなぜでしょうか?
小学生のあいだは感性を伸ばしたり体力を身に付ける大切な期間
テストで70点~80点以上がとれていれば学校の授業を理解できていると思いますので、本人が望まない限りは無理に塾へは通わせなくてもいいでしょう。それよりもこの時期は感性を伸ばしたり、体力を身に付ける大切な時期です。
そのためサッカーや野球といったクラブ活動やピアノなどの音楽活動、または最近話題のプログラム教室や理科実験教室など、お子さんが興味のあることや夢中になっていることを積極的にさせてあげましょう。また、友達と一緒にできることであれば協調性や社会性を身に付けることにも繋がりますし、試合や発表会を通じて達成感を味わったり成功体験を経験することはこれからの人生のなかでとても大事なことです。
それでは学校のテストで70点以下の科目がある場合はどうすればいいでしょうか。続いてみていきましょう。
塾を探す上での注意点
学校のテストで頻繁に70点以下の点数をとってしまう場合は学校の授業が理解できていない可能性が高いといえます。特に小学校高学年で習う内容は中学校の授業の基礎となりますので、小学生のうちに苦手科目は克服したほうがいいでしょう。
ただし、塾へ通ったからといって必ずしも苦手科目を克服できたり成績が上がる訳ではありません。学力を高めるためには普段の学習習慣が何よりも大切となります。
そのためお子さんが望んでいないのに無理に塾へ通わせても、授業を受けに行くだけになってしまって効果があまり期待できないので、すべてを塾任せにするのではなく、お子さん本人が普段の学習習慣をもてるように学校の宿題や復習を保護者の方がサポートしてあげる姿勢を持つことが大切です。
また、補習目的で塾に通わせる場合でも年間で10~20万円もの費用がかかります。決して安い金額ではないので塾選びは慎重にしましょう。
さいごに
このページでは塾に通うおすすめの時期や塾を探す上での注意点をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。塾であっても習い事であってもお子さん本人のやる気がとても大切です。そのため少しでもいい大学に進学させるために小さいうちから塾を検討している方も多いと思いますが、極端に学校の成績が悪くない限りは本人がやりたいことをさせてあげるようにしましょう。少しでも参考になれば幸いです。
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