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塾に通っているのに成績が下がってしまう理由とは?
調査データ・コラム

2022.08.01

塾に通っているのに成績が下がってしまう理由とは?

塾へは成績を上げるために通わせていると思いますが、逆に子どもの成績が下がってしまったとお困りの保護者の方もいると思います。それではお子さんは頑張って毎日勉強しているのに、またはちゃんと毎週塾へ通っているように見えるのになぜ成績が下がってしまうのでしょうか。

そこでこのページでは塾に通っているのに成績が下がってしまう理由やよくある事例をご紹介します

中学受験のために塾へ通っている場合によくあるケース

まずはお子さんが小学生の場合からみていきましょう。お子さんが小学生であれば中学受験のために進学塾に通っているとこのような悩みを持つ機会もあると思います。

中学受験の進学塾に通っているのに成績が下がってしまった場合には、学年が上がり授業や問題がより難しくなったことでこれまでの勉強法が通用しなくなってしまった可能性が挙げられます。特に高学年になるにつれて応用力や考える力が求められるので、どうしても暗記型の学習だけでは点数がとれなくなってしまいます。

そのため直近の判定テストや模試の成績が下がったことは勉強法を見直す良いタイミングだと前向きに捉えるようにしましょう。また、成績が下がったことでお子さんを叱ることは避けてください。こういうときこそ親が冷静に落ち着いて対応することが大切となりますので、お子さんの精神面のフォローを欠かさないようにしましょう。

高校・大学受験のために塾へ通っている場合によくあるケース

続いてお子さんが中学生・高校生の場合をみていきます。この年代で塾に通っていても成績が下がってしまうケースとして、友達とお喋りするために塾へ通ってしまっていたり、または塾の授業を受けることに満足してしまっているなどの可能性が挙げられます。

特に個別指導塾では基本的に講師は大学生のアルバイトが中心となりますので、年の近い大学生講師とのお喋りが楽しくなってしまうこともあるようです。ただし塾は成績を上げるために通うところなので、大学生講師や友達と楽しく過ごせればそれだけでいいという訳にはいきません。

また、授業で習った知識は復習をしなければ定着しないため、塾の授業以外にも日常的に勉強をする習慣を持つことが必要となります。そのため塾の授業以外に家庭内や塾の自習室などで勉強に取り組んでいる姿勢がみられない場合には注意しましょう。

成績が下がってしまった場合に保護者はどうすべきか?

それでは子どもの成績が下がってしまった場合に保護者はどうすべきなのでしょうか。よほど塾側の対応や指導力に不満がある場合には転塾を検討すべきですが、転塾にはリスクがありますし転塾先で成績が上がるという保証はありませんので転塾の選択は慎重にすべきだといえます

そのためまずは今の塾でできることから始めましょう。まず、勉強において最も大切なことは「基礎力」です。学年が上がるにつれて基礎の応用へと問題が発展していくため、基礎が備わっていないと授業から取り残されてしまってテストで点数をとることが難しくなります。ですからお子さんの学力が現在のクラスと合っていないのであれば、下のクラスに下げてもらえないか相談をしたり、個別指導塾であれば現在の状況を塾長に相談した上で担当講師を変えてもらえないかなどを働きかけてみましょう。

また、学習習慣もとても大切です。塾に週1~2回通っただけでは学習量が足りているとはいえませんので、塾がない日に学習習慣を持てるように保護者の方もサポートをしてあげましょう

さいごに

このページでは塾に通っているのに成績が下がってしまう理由やよくある事例をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。塾へ通ったからといって必ずしも成績が上がる訳ではありませんし、上がり続ける訳でもありません。また単元が難しくなるほどそれまでの勉強法では点数がとれなくなってしまうこともあります。そのためその時期に合った適切な勉強法で学習することや指導を受けることが大切となりますので、せっかく高い授業料を払って塾へ通っているのですから受験のプロである塾の講師へとことん相談をして納得のいく指導をしてもらうようにしましょう。少しでも参考になれば幸いです。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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