映像×人のハイブリッド指導で、定額制の学び放題を実現!アン進学ジムにインタビュー

アン進学ジムは、愛知県郊外を中心に教室を展開する学習塾です。ローコストでハイクオリティな指導を掲げ、映像授業と対面指導を組み合わせたダブルチューターシステムを特徴としています。また定額通い放題の学習環境を提供することで、生徒一人ひとりの学習ニーズに柔軟に対応しています。今回は、グループ学習塾担当次長である林先生に、同塾の特徴や指導方針についてお話を伺いました。

- 林 大輔(はやし だいすけ)先生
- アン進学ジム 尾張旭本部教室塾長 アンイングリッシュGROUP学習塾担当次長 学生時代は野球部に所属し、高校では主将として活躍。チームの練習メニュー作成を通して培った「課題発見・解決力」を教育指導に応用している。「成績向上のプロセスは、スポーツで勝利を目指す練習と同様」という考えのもと、生徒一人ひとりに最適な学習メニューを提案。教材開発にも携わり、テスト対策から入試準備まで体系的な指導を行っている。「良い準備こそが結果を生む」という指導理念で、生徒の学習意欲と学力向上を支援している。
——まず、林先生の現在のお立場やお仕事について教えていただけますか?
グループ学習塾担当次長として、アン進学ジムや学習塾部門の管理を担当し、またアン進学ジムの尾張旭本部教室の塾長として現場で指導を行っています。
——アン進学ジムは主にどういったエリアに出店されていますか?
愛知県に広く教室を展開していますが、名古屋市の中心部よりも郊外に多くあります。
——なぜ中心部ではなく郊外なのでしょうか?
創業当時から弊社社長の酒井秀樹の方針として、ローコストでハイクオリティな指導を提供することを掲げています。ライバルの他塾よりも2〜3割安い授業料で、より質の高い指導を提供することを基本方針としています。中心部だと家賃も高くなってしまうので、教室のある地域の方に継続して通っていただきやすい授業料設定ができる教室展開をしています。
映像と講師の「ダブルチューターシステム」
——他の塾との違いや強みとしている点を教えてください。
指導のスタイルとしては、「自立型個別指導」を採用しています。生徒がそれぞれ自分の課題に取り組み、講師がフィードバックしていく仕組みのことです。近年流行のスタイルではありますが、当塾では映像学習を取り入れ、映像と講師との「ダブルチューターシステム」で指導を進めています。機械の得意なところは機械で、人間の得意なところは人間が担当するという形で指導を行っています。
また、通い放題コースにしているのも特長です。塾にどれだけ来ても定額で、勉強量をしっかり確保できます。「家で勉強できない」「宿題が大変だ」という生徒さんには、塾に来てたくさん勉強しましょう、と提案できます。
——何日通っても定額制というのは家計にも優しいですね。生徒ごとに学習する内容が変わるのであれば、計画も個別にあるのでしょうか?
はい、定期テストに向けて塾側で一人ひとりのカリキュラムを組みます。また保護者様や生徒の取り組みたいところも含めて、それもカリキュラムに組み込んでいきます。
——時間割や授業時間はどのようになっていますか? 始まりと終わりの時間もそれぞれ変わるのでしょうか?
授業の始まりと終わりは全員同じにしています。教室によって多少異なりますが、50分授業して5分から10分の休憩があり、それを繰り返す形です。それぞれの時間内で個々に課題を進めていきます。開校時間は午後4時から10時までとなっています。
——中学生の通塾頻度はどのくらいでしょうか?
主に2つのコースがあります。
一つ目は「ALLフリーコース」で、月曜日から金曜日はどの日でも授業に参加できます。もっとも選ぶ生徒が多く、平均すると週3,4日通っていただいています。受験生になると秋冬シーズンには毎日通う生徒も増えます。
もう一つは「2Daysフリーコース」で、こちらは週2日授業に参加が可能です。どちらのコースもその日に履修するコマ数は無制限です。
毎日通って点数アップ!手厚い定期テスト対策
——つづいてテスト対策についてはどのように行われていますか?
2Daysフリーコースの生徒も、テスト2週間前からは毎日通い放題でどの曜日でも自由に通えるようになります。それぞれのテストの日程に合わせて2週間前から「塾に毎日来てがんばろう」という感じで進めます。また、直前の土日は塾を開講してテスト対策をしてもらいます。
——テスト対策が手厚いのですね。指導する教科は決まっていますか?
中学生は英語、数学をメインにしながらもコマ数や生徒の得意不得意にもよりますが、5教科すべてを受講している生徒がほとんどです。
——1教室あたりの生徒数はどのくらいでしょうか? 生徒の学力層についても教えてください。
平均すると3つの中学校くらいから生徒が通っています。
通う生徒の学力層は広いと思います。中間層から上位にかけての生徒が多く通っています。映像学習も使用するので一人で 学習が大変な生徒に関しては、マンツーマンのコースをご案内させていただいています。
小学生への指導は地元の中学校の先取り学習
——なるほど。つづいて小学生はどんな生徒が通っていますか? 地元の中学校に進む子が多いのでしょうか?
そうですね。9割は中学受験をしない、地元の中学に進学する小学生です。小学校の補習をしたいというご家庭や中学校での定期テストで点数を取れるように小学校のうちから準備をしたいというご家庭が大半を占めています。
すべての生徒がテスト1週間前には学校の提出課題を終えている
——学習内容や使用教材について教えてください。
使用しているワークは学校の教科書準拠のものを使用しています。学校のペースに沿って予習で進めていく形が多く、学校よりも少し先に進んで、授業がわかる状態になるように進めています。
映像学習については、先生が板書をしている様子を映すような動画ではなく、テキストだけを映している映像になります。そこに一緒にラインを引いたり書き込みをしていくことで、ノート作りの練習にもなりますし、学校で先生が「ここが重要だ」と指摘するポイントを前もってわかりやすく作らせていただいています。
——宿題や課題の管理はどのようにされていますか?
宿題はあまり多くは出していません。塾に来る回数が多い生徒たちがほとんどなので、家で勉強する時間を追加で取るのは難しいですし、学校の宿題も当然あります。目標として、テスト2週間前くらいには学校の課題で手元にあるものは終わらせるようにしています。遅れている生徒でも1週間前にはみんな終わっているような状況を作っています。
——夏休みなどの長期休暇中の指導はどのように行われていますか?
夏休みの初日から1週間以内にイベントを企画して、宿題を早めに終わらせてしまいます。教室の都合上、習字や絵など、汚れてしまうものや周りに影響あるものは難しいのですが、いわゆる夏の生活などの学習系のものは、大体7月中の夏休みには終わらせてしまいます。
また、英語教室やそろばんの教室なども併設していて、その生徒たちも一緒に参加できる形で運営しています。
講師に求めるのはコミュニケーション能力
——講師の採用基準や研修について教えてください。
コミュニケーション能力を一番重視しています。生徒のモチベーションを上げたり、保護者さまと積極的にコミュニケーションが取れたりできる方を採用し、教室長になっていただいています。
勉強を教えるのが得意とか、勉強が好きというよりは、生徒のモチベーションを上げ、悩みに乗ってあげられる方を重視しています。
新しい教室長になる場合は、他の教室でのトレーニングを積んで独り立ちという形をとっています。指導面では、月に1回くらいのペースで塾の教室長を集めたミーティングや研修会を行い、指導方針や今後のスケジュール等を共有しています。
——教室の雰囲気づくりで心がけていることはありますか?
メリハリを重視しています。ALLフリーで毎日のように来る生徒が多いので、違う中学校の生徒や学年が違っても仲良くなりやすいという特徴があります。休み時間は皆でワイワイといろんな話をして、授業になればしっかりメリハリをつけて集中して取り組む、という雰囲気作りを心がけています。
——保護者との連携はどのように行われていますか?
学期末ごとに定期的に面談を行っています。また、出欠を取るシステムで伝言板や保護者様と塾側でチャットができるので、様々なご質問をいただいたり、授業の報告をさせていただいたりしています。
まずはお気軽にご相談ください
——最後に、塾を探している保護者へのメッセージをお願いします。
無料体験や学習相談は常に行っておりますので、教室の雰囲気や生徒が頑張っている姿を見ていただければと思います。塾選びは塾長選びのような面があると思います。カリキュラムや内容ももちろん大事ですが、「この先生なら自分の子をまかせられそう」という塾長の人間性を見ていただきたいと思います。
また、幼児から高校生の大学入試まで、様々なブランドを展開しています。英会話、そろばん、習字、プログラミング、将棋など、多様な習い事も併設しており、小さい頃から通っている教室で学習指導も受けられるという強みがあります。
ーー本日はありがとうございました。
取材協力:アン進学ジム