50年の伝統と革新!岐阜トップ校への進学実績を誇るキタン塾にインタビュー

岐阜県で半世紀以上にわたり地域の私教育を支えてきたキタン塾。一斉指導の「光の泉コース」「本科コース」、個別指導の「ガクセン個別」など、多彩な学びの場を展開しています。岐阜高校への合格実績を誇る進学塾としての顔を持ちながら、そろばんや習字、プログラミングなどの習い事まで含めた総合教育機関として進化を続ける同塾。今回は副塾長の浪上主税先生に、キタン塾の特徴や教育に対する思いをうかがいました。

- 浪上 主税(なみうえ ちから)先生
- キタン塾副塾長本科コース部長。静岡大学卒業。1997年入社。笠松校校舎長を経て、本科コース部長として4校舎を統括。その後キタン塾副塾長として、光の泉コース、本科コース、ガクセン個別の運営に携わる。
岐阜エリアで50年の実績を誇るキタン塾
——浪上先生の役職と日々の業務内容についてお聞かせください。
副塾長を務めています。小学生の算数、中学生の数学・理科、そして高校生の数学を担当しています。
当塾は大きく分けて三つの部門があります。一つは「光の泉コース」というスペシャルコースで、塾長が統括しています。もう一つが一斉指導の「本科コース」で、これを私が統括しています。この二つは小学生と中学生のコースです。
三つ目として、中学を卒業後には高校生の部門があります。また、通常の一斉指導コースの教室には「ガクセン個別」という個別指導が併設されています。
——教室によって、実施クラスや学年も変わってくるということでしょうか?
そうですね。たとえば高校生で言えば、個別指導のみを設置している校舎があります。校舎によって異なります。
——キタン塾の教室展開について教えていただけますか?
岐阜の中心部、JR岐阜駅の南に最大規模の「光の泉」校舎があります。北にはキタン文理予備校西館があります。また、JR岐阜駅から車で数分圏内の三里地区に一斉指導コースを展開しています。名鉄岐阜駅付近には、キタン文理予備校東館を設置しています。いずれも駅の利便性を考慮した立地です。
他にも北部の長良地区に大きな校舎があり、南は、岐阜市を出てすぐの笠松町に笠松校、東の各務原市には那加校という校舎があります。
——この地域の教育に対する熱意はいかがでしょうか?
岐阜は全国的に見ても通塾率が高い地域で、市の施策としても教育に力を入れており、教育熱心な地域だと感じています。
「光の泉コース」が実現する岐阜高校への高い進学実績
——岐阜には大手塾が多くありますが、その中でキタン塾の特徴的な強みを教えていただけますか?
「光の泉コース」が最大の特徴です。岐阜高校合格に特化したコースで、30人クラスのうち約20人が岐阜高校に合格します。単なる合格だけでなく、「岐阜高校のトップレベルで合格しよう」という目標を掲げています。
一方、「本科コース」は、どちらかというと昔ながらの集団指導で、各校舎長に指導や運営を任せています。すべて統一の規格があるわけではなく、校舎長の色が濃く出る教室なのです。
——各校舎長の個性を出す良さは、どういったところにあるのでしょうか?
代表が校舎長に「苦手な仕事は誰かに任せていい」「自分の価値を出せる仕事をしましょう」という方向性を示し、現場に合わせた柔軟な運営をしています。テストを作るときに助け合ったり、補習が好きな人は補習を担当したり、授業が好きな人は授業を多く持ったりと、お互いに協力する環境になっています。
——それによって教材も校舎によって違いがあるのでしょうか?
使用する教材は皆で作っているので、テストやプリント類は同じものを使います。しかし、使い方は校舎によって特色が出ます。「80点以上取れないなら何度もやり直しをさせる」という校舎長もいれば、どんどん量をこなしてもらう方針の校舎長もいます。
各部門の特徴
——授業のスタイルについてうかがいたいと思います。一斉指導の部門と個別部門についてそれぞれ詳しく教えていただけますでしょうか?
「光の泉コース」からお話しすると、一斉指導を行っています。たとえば中学生の数学の場合、1年間のカリキュラムを学校の進度より早く、夏前までに1周させます。そして9月からは、より難しいレベルで2周目に入ります。
テストはたくさん実施していて、毎週テストをおこなって順位をつけたり、月ごとのテストで席次を決めたりと、常に競争意識を持たせる環境を作っています。
このコースには二つのクラス分けがあります。トップレベルの「プログレスコース」と、少人数制で個別指導に近い形式の「アドバンスコース」です。アドバンスコースは、2周ではなく1周のカリキュラムで進めています。
部門ごとに柔軟に進度を調整していく
——そのような進度の速いカリキュラムについていける生徒が多いのでしょうか?
正直なところ、すべての生徒が初めから順応できません。しかし、意識が高く、食らいついていこうとする生徒は徐々に慣れ、どんどん力を付けていきます。全員がトップ層の成績ではありませんが、みんな必死についてきている状態です。
一方、「本科コース」は1年に1周のペースで進めます。塾は3月に新年度がスタートし、学校の1ヶ月先を先取りしながら進んでいきます。岐阜高校、岐阜北高校、加納高校、長良高校、岐山高校という、岐阜の上位5校への合格を目標としています。
週3回の授業のうち、2回が一斉指導、1回は個別指導という形式を取り、その週の学習内容の定着を図ります。定期テスト前は先取り授業をいったん止めて、テスト対策に切り替えます。
【岐大生講師陣が支える】高品質な個別指導「ガクセン個別」の特徴
——キタン塾には個別専門の部門もあるとうかがいました。大手の個別指導塾と比べた特徴を教えていただけますか?
「ガクセン個別」は基本的に個別指導の形態ですが、講師の質の高さが特徴です。大学生講師は岐阜大学の学生が中心で、大学卒業時に指導ができる後輩を紹介してくれる流れが確立されています。岐阜薬科大学からも講師が来てくれますし、優秀で人柄の良い学生が多いですね。
指導形態は1対3を基本に、最大でも1対4までとしています。オープンスペースで机を配置し、講師が複数の生徒を見る形式を取っています。別室には自習ブースも完備していますので、授業のない日でも自習に来ることができます。
——学習指導以外のサービスについても教えていただきたいです。
最近は習い事部門に力を入れています。そろばんと習字、「マインクラフト」を使ったプログラミング、そして来年度から全校舎で展開予定の英会話教室「アンイングリッシュ」があります。また、小学校受験に力を入れている幼児教育部門の「山の手英才教育」があります。
なかでも英会話については、先日体験会を実施したところ、受講希望がたくさんあったので、確かなニーズを感じています。ただし、通常の英会話教室とは違う、キタン塾らしい展開を考えています。
——学習指導から習い事、英語まで幅広くそろっているのですね。
入退室管理からLINE相談まで、指導以外のサポート体制も充実
——保護者との連絡体制はどのようになっていますか?
入退室管理システムを導入しており、生徒の入退室情報は自動的にメールで保護者に通知されます。また「キタン通信」やメール配信で全部門の情報や合格実績などを随時お知らせしています。そのほか保護者懇談会を実施しています。
個別指導部門では、リアルタイムでの質問対応のために、LINE公式アカウントも活用しています。現在、さらにより良いコミュニケーション方法を模索中といったところです。
——施設面での取り組みについて教えていただけますか?
近年、教室の改装を積極的に進めています。以前は古いタイル張りの床でしたが、タイルカーペットに変更しました。学校にあるような木製机から組立式の白い天板の綺麗で新しいものに入れ替えています。快適に学習できる環境づくりを目指しています。
——最後に、塾を探されている保護者の方へメッセージをお願いできますか?
岐阜高校を目指す生徒には、自信を持って「光の泉コース」をお勧めできます。例年30人クラス中20人が岐阜高校に合格しています。しかも単なる合格だけでなく、上位合格をしていきます。
一斉指導の「本科コース」では、各校舎長の個性を活かした指導です。また個別指導では、優秀な大学生講師による丁寧な指導を行っています。自分に合った環境を望まれる方には、「本科コース」「ガクセン個別」をお勧めいたします。
小学生のみなさんには学習塾だけでなく、そろばんや習字、プログラミング、英会話など、さまざまな習い事を展開していますので、お選びいただければと思います。それぞれのお子様の目標や学習スタイルに合わせて、最適なコースをご提案させていただきます。
教室見学や体験授業も随時受け付けていますので、ぜひ一度、キタン塾の教育環境をご覧いただければと思います。
——本日はありがとうございました。
取材協力:キタン塾